2010年03月27日

ドン・ウィンズロウ著 犬の力

ようやく、読めた。
いや、嘘だ。ずっと前に読んでた。




●感想
DEA(麻薬取締局)特別捜査官アート・ケラーが参加したコンドル作戦――。
半世紀にわたりメキシコ・シロアナ州を治めた麻薬元締め、
ドン・ペドロ・アビレスを捉えるこの作戦は1975年に展開された。
その後30年、アートは麻薬戦争の中心人物として長きにわたり、
己の内から湧き出る様々な感情と共に一つの行動指針で動き続ける。
YOYO=You're On your Own 自分の道は自分で拓け。
叔父貴(テイオ)ミゲル・アンヘル・バレーラに始まり、
その甥、アダン、ラウル・バレーラ兄弟、
そんな彼らも頭の上がらないフアン・パラーダ司教、
絶世の美人娼婦、ノーラ・ヘイデン、
ヘルズキッチンの若者、ショーン・カラン。
次々と巻き込まれるこの麻薬戦争に光など見えない。
わかっているのはただ1つ。YOYOである。

著者はドン・ウィンズロウ。探偵、コンサルタント等様々な職業を経験し、
1991年に「A Cool Breeze on the Underground」でMWA(アメリカ探偵作家協会)
最優秀処女長編賞候補に挙げられる。その後ニール・ケアリーシリーズや
ボビーZシリーズなどを発表。アメリカミステリー界の鬼才とも呼ばれる。
本作は2005年に発表された、著者にとっての大長編小説である。
週刊文春2009年海外ミステリ部門第2位、
宝島社2010年度海外編「このミステリーがすごい」第1位の話題作。
(以下、ネタバレ有)続きを読む

2009年02月19日

トム・ロブ・スミス著 チャイルド44

買い物のついでに本屋に立ち寄った際、
以前別の本屋でも見た本書が気になり購入。
はまった。1日で上下巻終了。

チャイルド44 上巻 (新潮文庫)
チャイルド44 下巻 (新潮文庫)


●感想
スターリン体制下の旧ソ連。
社会主義という理想の維持の為に
どんな些細な反体制行動も許されない中、
一人の国家保安省捜査官レオ・デミドフは、
部下の嫉妬からその人生を弄ばれてしまう。
転落していく中で見つけた事件の共通性。
それが、どこか遠くで見た光景だとは
本人は気づいていなかった。
(以下ネタバレあり)続きを読む

2008年09月17日

フレデリック・フォーサイス著 第四の核

飲み屋でとある会社の社長さんから
面白かったと聞いて、ずっと読もうと思っていたけど、
結局、どこへ行っても下巻が見つからず、
Amazonで購入。しかも、中古で1円。送料合わせて380円。
上巻からあわせると大分時間がたってるな。

第四の核(上)
第四の核 (下)

●感想
金庫破りの名人がダイヤを盗み出そうと潜入。
無事終了した後にダイヤ、工作用具を入れるための
アタッシュケースを見つけ、その鞄にすべてをしまい
何事もなく任務は終了した。
すべての始まりは、そのアタッシュケースに隠されていた。
(以下、ネタバレ有)続きを読む
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