2008年09月02日

横山秀夫著 クライマーズ・ハイ

映画化され、巷でうわさのクライマーズ・ハイ。
友達が面白いといってたのを思い出し、
フォーサイスの第四の核下巻を探しながら
立ち寄った本屋で購入(第四の核下巻は買えなかった)。
2日で終了。

クライマーズ・ハイ (文春文庫)

●感想
JAL123便が御巣鷹山に墜落したことにより、
地元紙・北関東新聞で全権デスクを任された悠木。
地方紙の意地と記者としてのプライド、
相反するかのような雁字搦めの社内体制。
仕事とは何か、精一杯生きるとは何かを問う
傑作です。(以下、ネタバレ有)
一過性の事件により、
クライマーズ・ハイという登山時の一時的な興奮現象が、
地元紙に訪れ、普段諦めながら生きている記者たちが
熱い心で事件を追う様は、構成としても見事であり、
作者のしてやったりという感を受ける。

また、細部に盛り込まれた人生に対する描写には
「そうなんだよ」と自分に照らし合わせるところも
多かった。男のプライド、友情、団結といった話以上に
そうした細かなエッセンスがこの作品の魅力かなと思う。

もともと、山崎豊子の「沈まぬ太陽」を読んでいたこともあり、
興味がある分野ではあったので、発売後すぐ読めなかったのは
少し悲しいが、薦めてくれた友人に感謝。

なお、この作品は映画化前にNHKでも放送され、
DVD化してるみたい。

posted by betterman at 19:42 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(1) | 小説(その他)・エッセイ等 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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『クライマーズ・ハイ』 横山秀夫
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